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ウッドフープWoodhoop

日本の樹木によるウッドフープを制作しています。
フープはヘッドの振動を受けとめ、場合によっては増幅させる役目があります。
ドラムの音にとってヘッドの次に重要なパーツです。

特徴

ブロックステーヴ構造

厳密にはブロックステーヴ構造と言わないかもしれませんが、無垢材を張り合わせた構造です。
レンガ組みのように互い違いで張り合わせています。

この構造は、木材の持つ強度と音響特性を最大限に生かせると考えています。

形状

middlecentre instrumentsのウッドフープは厚さがあります。※1
これによって強度が上がり歪みが少なくなるだけでなく、リムショットの音量が大きくなります。フープ自体が鳴っているためだと考えています。

素材

あらゆる木材から選択可能です。
トップフープのトッププライだけはスティックに負けない硬い材をお薦めしていますが、その他のプライは自由です。

middlecentre instrumentsのウッドフープでは2番目のプライの材が最も重要です。
このプライがヘッドのシャシーとテンションロッドと直接接しているためです。
材の特徴については素材ページをご覧ください。 ※申し訳ありません。2019/4現在はまだ情報が少ない状態です。

スネア

スネア用のフープは3プライ構成で、標準は35mm厚です。
トッププライはスティックに負けない硬い材(樫・梅・ケヤキ・パドゥック等)、他の2プライは自由に選べます。
ボトムフープはスティックの影響がないので、3プライ全体で柔らかい材でもOKです。

スナッピーの収まりは、ボトムフープの柔らかさが大きく関わります。
柔らかい材のボトムフープはスナッピーの振動を吸収するため、短く収めることができます。
その代わり柔らかいボトムフープは太い音をもたらすので、シャープな音が必要な場合には適しません。

タム

タム用のフープも基本は3プライ構成です。
タムでのリムショットを使わない場合は3プライとも柔らかい材でも大丈夫です。

バスドラム

バスドラムフープも3プライ構成が基本です。
リムショットの可能性がほとんどないので、3プライとも柔らかい材にすることができます。

バスドラムのフープには、中低域が強く暖かい杉材か、低域から中高域までフラットなヒノキ材をお勧めしています。
もちろんその他の材でのご依頼も承っています。

他社ドラムへの対応

middlecentre instrumentsのドラムはウッドフープに対応して設計されていますが、 他社のドラムはプレスフープやダイキャストフープを想定して設計されています。
そのため、ウッドフープの場合はストレイナーやラグが干渉してしまう事があります。

木は金属より弱いため、ウッドフープはプレスフープやダイキャストフープより大きくならざるを得ません。
フープの一部を削ることにより、他社ドラムに対応しています。

ウッドフープのストレイナー周りはプレスフープとほぼ変わらない寸法となっていますが、両側スナッピーや特殊構造の場合は追加加工が必要となるかもしれません。
逆に、ストレイナーがフープに干渉しないような深いシェルの場合はフープの厚み等々まで自由にオーダーできます。

メインテナンス

削り直し・プライ貼り替え

一般的なプライウッド構造のウッドフープは、スティックによってトップ側が傷つき寿命がある消耗品でした。
middlecentre instrumentsのウッドフープは、トッププライの削り直しや貼り替えを行うことで半永久的に使用する事ができます。

トッププライは6〜7mmの厚さがあります。※2
例えばスティックの打痕が目立ってきた場合は、0.5mm程度削った上で成形・塗装を行うことで新品同様になります。
トッププライが残り2.5mm程度になりましたら貼り替えをお勧めしています。

なお、トッププライには非常に硬い材を使用しているので、削り直しでさえもあまり必要ないかもしれません。

  1. ※1 : middlecentre instrumentsのスネア・タム用は35mm程度、他社用は32mm程度が基本です。オーダー次第で変更可能です。
  2. ※2 : 個体差があります。