middlecentre instrumentsでは金属製のシェルは作っていません。
パーツ類をブラスやジュラルミンで制作しています。
音響特性の優れた材です。
鉄は錆び始めると侵食が止まらすボロボロになってしまいますが、ブラス（真鍮）は錆びても表面だけで止まるので心配ありません。
銅や銅合金ならではの特性です。
middlecentre instrumentsでは、ブラスの錆びに対して以下のような対策を行っています。
ラッカー等による透明な塗膜を施します。
あえて塗装しませんが、ガラスコーティングのみ施します。
一度錆びてもそれ以上の侵食はありません。
黒錆もしくは青錆をあらかじめ発生させます。
それ以上の侵食はありません。
真鍮や鉄の1/3の質量しかないものの、比較的高い硬度を持ちます。
金属ならではの倍音が少なく、木の響きを邪魔しない傾向にあります。
錆びづらい特性もあるので万能ですが、鉄類や真鍮のような粘りがないので、耐摩耗性や復元力（しなり）はかなり劣ります。