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Taikoイメージ画像

和太鼓Taiko

桶胴太鼓と締太鼓の胴を制作しています。
伝統的な材や構造は参考にとどめ、middlecentre instruments特有の材と構造で制作しています。
また、近年国産材を使用していない和太鼓が多い中、国産材および日本固有の木材のみを使用しています。

桶胴太鼓

一般的な桶胴太鼓は胴が軽く剛性が弱いため音が歪みます。
奏者や近い聴者にとっては迫力のある音が生み出されますが、音が遠くまで届きません。

middlecentre instrumentsの桶の胴構造はドラムと同様に剛性を重視しています。
一般的に10mm厚以下の杉材で作られるところを、より硬く重い材を最大40mm近い厚さで制作します。※1
その高い剛性によって音が遠くまでクリアに届く反面、重いために担ぎでの演奏には適していません。
また、構造上「たが」は必要ないため、採用していません。※2

音を重視しているために、胴の重さ&厚みは相応になります。
軽さを求めるのであれば、他社製品をお求めください。
mciは音の本質を損なうような低剛性の楽器を作るつもりはありません。

締太鼓

middlecentre instrumentsは国産材のくり抜き、または桶構造(ブロックステーヴ)にて締太鼓の胴を制作しています。
伝統的&トラディショナルな締太鼓や桶胴太鼓をお求めの場合は他社へご相談ください。
middlecentre instrumentsは良い伝統を引き継ぎ、何の検証もなく膠着して論理性&音楽性に欠けたものは否定します。※3
日本の木材で良い音の太鼓を作ります。 構造ページ→

皮の制作は行っておりません。他社からお買い求めください。

middlecentre instrumentsはドラム用のウッドフープを制作しています。
桶胴太鼓用のウッドフープも制作可能ですが、一般的に太鼓奏者はタッチが荒く強すぎるため、割れる可能性があります。
良い音を出せる適切なタッチを把握した奏者の方のみに提供いたします。

ウッドフープの場合はASPRヘッドが主なヘッド(皮)となりますが、タッチが荒く強いとヘッドも割れてしまうと考えられます。
あらかじめご了承ください。

奏者について

middlecentre instrumentsの太鼓は、和太鼓以外の打楽器もマスターしている奏者の方にしか対応していません。
そうでない場合、フープやヘッドの割れに関しては一切保証いたしません。
販売時に適正な奏者の方かどうか、あらかじめお話を伺う場合があります。※4

  1. ※1 : 15mm以下の桶胴は承っておりません。多角形かつ15mm厚以上の胴にてご相談ください。
  2. ※2 : 構造上タガは必要ないので採用していません。
  3. ※3 : 全ての伝統に意味があります。とはいえ、生育が早く手に入りやすく、硬いが故に使われてきた欅だけを太鼓材とするのは論理的ではないと考えています。良い音の材はたくさんあります。
  4. ※4 : middlecentre instrumentsの太鼓も楽器です。良い音を出すためには楽器と会話する必要があります。鳴らない楽器を力で鳴らす和太鼓とはベクトルが違いますので、あらかじめご理解ください。