丸太をくりぬいたシェルがくり抜き構造です。
太い丸太が必要なため、わずかにしか制作できません。
太鼓の元祖である構造で、その木の持つ音を全て出す究極の構造です。
経年で歪みや割れが生じる場合がほとんどです。
経験のある制作者が「これなら大丈夫!」と思っても、くり抜きシェルは生き物です。予想していなかった事も起きます。
非常に乾燥した環境(日本国内だと冬季の室内)では特に気をつけなければいけません。
人の肌と一緒と考え、そのような環境で使用する場合には植物油等をあらかじめ塗って木を保護しなければなりません。※1
そのような処置が面倒とお考えの方にはくり抜きシェルはお薦めしません。